今日は我が息子のケンブリッジインターナショナルスクールの発表会でした。
子供がセブのインターナショナルスクール通いはじめて1年ぐらい。
「どれぐらい他の生徒に馴染んでいるだろうか?」
「英語は、先生の言うことは分かっているかな?」
「団体行動は出来るようになっているかな?」
「多国籍な環境でもたくましく育っているかな?」
などなど、親としては不安と関心でいっぱいです。
これからケンブリッジインターナショナルスクールに来るかもしれない人のためにもどんな発表会だったか、自分が感じたことを書きます。
発表会のテーマは「Love Changes Everything」
ステージに上がる参加者は2歳ぐらいから12歳ぐらいまで。ケンブリッジと兄弟校のSage Prep Schoolの合同イベントでした。
ショーは3匹の子豚やシンデレラなど小説をもじった構成。音楽とダンスが豊富なミュージカル形式でした。
テーマが「Love Changes Everything」と言うこともあってか、フィリピン・ミンダナオ島マラウィ地方であった、ISISとフィリピン国軍との内戦の映像から始まりました。
子供たちが映像と共に、現状を伝え、募金を募る。何か出来ることがないかと訴える。
マラウィはセブとは大分離れており、騒ぎが収った今、正直私にとっては過去の出来事になってしまっていました。
が、現地の人は今だにこれを深く受け止め、何か出来ないかと模索している。
同じ場所、同じ事象でも、日本人である我々とフィリピン人同胞の受け止め方は異なるんだなと当たり前の事ながら新しい発見でした。また、単純に自分にもできる事はないかと改めて感じました。
ショーの中で感じた3つのこと。
ショーは2時間ほど。
まず、思ったのは、まじで時間通りにはじめてくれ!!!!!!笑
集合は7時30分。先生からは7時45分には絶対来てくれテキストメッセージで伝達があり、ルーズなフィリピン人でも流石にこの日はみんな時間通りに来るだろうとタカをくくっていました。が、はじまったのは9時…。
本当にこの国は… タイムイズマネー精神が全くない。これでは先進国には勝てないなぁと改めて思ってしまいました。
まあ、気を取り直して…。この日に感じた3つこと
1)フィリピン人は歌やダンスが上手い
フィリピン人は本当に歌やダンスが好き。途上国という背景もあるのでしょう。お金がかからない遊びとして歌やダンスが国民の遊びになっている。
みんなカラオケが大好きだし、ダンスもキレキレ(^▽^)/
子供も同じで日本の演劇のレベルよりははるかに高いレベルに思いました。
2)フィリピン人は恥ずかしがらずに演じる
人前で何かをすることは恥ずかしいことではない。
思いっきり表現をし、笑い、喜び、楽しませる。それがフィリピン人の性質だ。
日本だと小学生ぐらいの子は恥ずかしがりそうな人前でのアクティングも皆さん楽しそうにやる。
これは日本人の子供にとってはポジティブだと思う。
良い影響を受け、息子には何事も思いっきり楽しんでやれる子になってもらいたい。
3)プレスク―ルの発表会でこのレベル???
そもそもショー自体のテコ入れが半端ない。日本の幼稚園ってここまでやるのかな?比較が出来ないので何とも言えないのだけど、
大学のホールを借り切って、ライトや音声もかなり凝っている。おそらくプロのレベルだと思う。
衣装選びひとつにしたって何度も個別に携帯でやりとりをしながら一緒に決めて。とにかく先生たちの力の入れようがすごい。
ただの、、、と言ったら怒られるかもしれないけど、うちの息子をみてても正直本人何やってるのか分かってない(笑)
良くある学芸会のレベルで、ここまで先生やスクールスタッフたちが一生懸命やるってこと自体にちょっと感心。
先生たちがとても一生懸命で良い学校だなと思いました。
また、報告してきます。