こんにちはキッズ留学を運営する留学情報館の大塚です。
以下、自分のFBに投稿したセブでの教育移住を報告した記事です。
このページの読者にも参考にして頂けるかと思いますので、ぜひご一読ください。
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2024年6月17日本日、我が家のセブ教育移住生活を終えて日本に帰国。
期間で言うと約10カ月。1学年分をセブで過ごした。
教育移住の目的は自分の仕事もあるが、メインは子供のグローバル教育。
三児(9歳、4歳、2歳)の子供をもつ我が家にとって、また自分の人生にとっても、とても意義深い期間だったし、もし環境が許すのであれば、こういう一定の期間を家族とともに海外で過ごすというのは本当にお勧めしたいと心から思う。
今日はその成果について、自分なりにまとめてみた。
セブ教育移住の成果・メリット
子供のグローバル教育について、セブでの1年はめちゃくちゃ、感動的に良かった。
色々とあるのだが、大きくは3つ。
1)言語力(英語・中国語)
2)グローバルマインドセット
3)友達・仲間・ネットワーク
なんか文字すると陳腐なんだけど、もし良かったら読み進めて欲しい欲しい。自分の中では深い事を言うつもり(^▽^)/
1)英語力
息子たちは、日本のインターの3分の1のコストで、シンガポールベースのカリキュラムのインターナショナルスクールに通った。
渡比前は、日本のインターに通っていたが、日本人ばかりの環境で英語もさほど使わない。日本の教育にも遅れていく、そんな中途半端さに焦りを感じていた。
しかし、セブではわずか10カ月で9歳の長男の英語力はスピーキングやライティング力が一気に伸び、ネイティブの小学校4年生レベルまで向上した。
4歳の次男も、英語がペラペラに。子供はやはり早く、日本語を介さずに英語をそのまま吸収するので、綺麗な発音で、堂々と、誰とでも話す。(たまに中国語も)
2歳の長女も、幼児施設に通った。月3.5万円で、昼の13時まで英語漬け。日本語、英語混合で話し始めた。「見て!」って言ったり「Look!」って言ったり。帰国したらすぐに忘れるとは思うが音だけでも残っていると嬉しく思う。
また、長男次男は主要教科並みに週4時間、中国語を勉強するので、10カ月で自己紹介ぐらいは出来るようになった。まあ、もちろん、どこかで使えるレベルではないが、中国語は四声(発音)が難しいので、この時期にやっておけた事は貴重な体験だ。
結論、言語に関してはアウトプットの大切さ、環境面の重要性を改めて認識したのと共に、正直、今、流行る日本でのインター教育の中途半端さに警鐘を鳴らしたいと思っている。
<参考>
息子たちが言っていたシンガポールスクールセブの詳細はこちら
2)グローバルマインドセット
語学力以外の面の成果も大きい。
息子たちには世界には日本以外の国があること、発展の度合いや貧富格差がある中で、生活やビジネスをすること、彼らと家族になっていく事が「当たり前」になっていると願う。
彼らは自分を日本人であると認識しつつも、違いを認識し、誰といても自分のアイデンティティを出せるような性格形成が出来た(と信じる)。
また、自分個人としても、アメリカに住んでいた数年には得られなかった価値観の拡がりがあった。
アメリカと日本は価値観で共通するものが多い。基本どっちも、物質的な豊さを追い、競争の中で生きている。セブでもちろん、そういう一面はあるのだが、少し田舎に行けば何もないけど、幸せそうに暮らす人々から多くのものを学んだ。
物事の考え方が違いすぎて、ストレスの溜まることもあったが、だからこそ、どこに住んでいても、ニュートラルに考えて行動できるようになった気がする。
「自分は自分でいいんだ」と思えた。
グローバルマインドの本質なのかもしれない。
これが我が家にとっては実は一番の持ち帰りかもしれない。
3)友達・仲間・ネットワーク
息子たちが通っていたインターの費用は日本の3分の1。
と言っても現地の人にとっては高額。よって、学校にはフィリピン中のお金持ちが集まる。
特にシンガポールスクールは経営者が多く、誰もが知るようなホテルや飲食店、病院、ホテル、建設会社のご子息ご令嬢たちがクラスメイトだった。
また、中国人や韓国人、欧米から来ている人、またはハーフの子たちも多く、彼らとも懇意にさせてもらった。
まるで結婚式!ホテルを借り切っての豪勢な誕生日会にも驚かなくなったwww
彼らとの関係がこの先も続いたらどうなるだろうか、と今から将来が楽しみだ。
フィリピンではロイヤルの子供はロイヤル。基本、血縁や関係値の繋がりが超重要。そんな国で、世界中の子供たちと繋がりを持てる事は子供たちにとって価値だと思う。
セブ教育移住はどんな人にお勧め?
そういう意味において、セブ教育移住は全員に進められる訳ではないが、子供が小さく、上記の様なメリットを享受したい人には良いと思う。
とにかく、人件費が安いのでお手伝いさんや教育コストが安く、質が高い。それにリゾートホテルでのデイユースが安くて楽しめるのもGOOD!
デメリット
もちろんリスクもある。
多分、予想以上に生活費はかかるし、フィリピン料理は日本人の舌には合わない。ハイカロリーな食事で体重は太るし、ゆっくりなサービスや文化にストレスを感じるかもしれない。
でも、そんな環境を楽しめる人とっては、強くお勧めしたい。
自分は、この10カ月で子供の人生を絶対変えられた、と心からそう思えるのだ。
本当ならもう少し。日本での仕事が今まで以上に忙しくなってきたので、帰国するが、家族(教育面)の事だけで言うなら本当ならもう1年はいたかった。