短期じゃなくて数ヶ月以上長期でセブ滞在をしたいな。と思うパパやママも多いかと思います。
お子様の学校として語学学校だけでなく、現地のプリスクールを検討する方もいらっしゃいます。
Abba's Orchard Erdkinder Montessoriはセブにある現地の子ども達が通うプリスクールです。エレメンタリースクールも兼ねています。
モンテッソリー教育を基盤としたAbba'sへ行ってきました。
※訪問したこの日は雨が降った直後だった為、若干画像が暗い&地面が濡れています。
Abba's の場所
Abba'sは近くに飲食店や大きなスーパーマーケットがある便利な場所にあります。
少し横道に入ったところにありますので、閑静な環境に置かれています。
ここで合っているのか?一瞬不安になりますが、セキュリティ上は一見わからない方が安心です。
看板がありました。確かにここです。
覗いてみよう
警備員さんに門を開けてもらうとすぐ目の前にオフィスがあります。
オフィスで訪問の記録を記入しました。
お庭に面した長い廊下があり、そして教室があります。
こちらはプリスクールのお部屋です。
お部屋の一部。お子様が室内にいらしたのでお写真NGでした。
プライバシー管理がしっかりしています。
教室内はかわいらしい黄色い椅子があちらこちらにありました。
子供達がグループ毎にお勉強していました。
奥に進むと…
こちらは小学生用の教室です。
内装はプリスクール用と同じ雰囲気でした。
校庭では体育の授業としてサッカーをするそうです。
お花にお水をあげるのも子供達が自分でやります。
学校の特徴は?
モンテッソーリ教育は、教育環境を整え、自発的な活動を通して自信成長をさせていくという考え方です。
Abba'sもモンテッソーリ教育方針に沿った環境となっています。
試験や表彰といった制度はなく、他との競争より、自身の成長を促していきます。
評価する場合は点数をつけず、4段階でのグレード評価となっています。
現地の学校にしては珍しく、制服はありません。
各自快適な服装で登校します。(体操服は指定があります。)
送迎はありませんので、各家庭での送り迎えが必要です。
1年を通しての保育が基本となっており、収容人数に余裕がある場合のみ、残席数を短期生徒の受け入れ枠としています。
1ヶ月単位での費用設定となっておりますが、費用を支払えば1週間単位でも可能です。
しかし、フィリピン以外の外国籍の場合はそれぞれの国籍が5名までの受け入れと決まっておりますので、すでに日本人が5名在籍している場合は受け入れNGとなってしまいます。
これは、国籍が偏ってしまい言語教育に支障がでることを防ぐ為だそうです。
1年に1度、フィールドトリップ(遠足)が行事としてあり、その行き先は様々です。
蝶々の生態を観察しに行くことや、木でブレスレットを編んだり、ピザ屋さんに職業見学へ行くこともあるそうです。
3学期制であり、1学期毎に先生と親との個人面談があります。
1年に1度、OPEN HOUSE DAY があります。
日本で言うところの発表会です。
子供の成長を見られる機会ですので、御両親がとても楽しみにしている行事です。
プリスクール
2部屋あり、それぞれの収容人数は22名です。
3才~6才を1グループとして、異年齢の子供達が一緒の教室で学びます。
教室内には黒板がありません。
メインの先生とサポートの先生2名がおり、生徒それぞれの学びをサポートします。
8:00~11:00 が3才~4才、
8:00~15:00 が5才~6才の保育時間です。
アレルギーなどの関係上、ランチは各家庭から持参します。
4つの基礎を学んでいきます。
- Practical Life Activities(食器を洗う、お花に水やりをする、など、日常生活内での学び)
- Language(言語)
- Math(算数)
- Sensorial(知覚的学び、表現力など)
3才未満のお子様も託児可能ですが、歩けるようになっていることが必要です。
14ヶ月のお子様からが目処となります。
エレメンタリースクール
4部屋あり、それぞれの収容人数は32名です。
1年生~3年生、4年生~6年生 の2つのグループに分けての教室です。
自分達で学びたいことをサポートする方針となります。
例えば、消防士について調べたい、とテーマを持った場合は、自身で消防署へ電話し見学予約を取り取材をしたりします。
怪我や病気は?
子供達が具合が悪くなったり、怪我をした場合、学校内でケアできる範囲であれば行います。
高熱や大怪我などの場合は親に連絡が入り、お迎えに来てもらう形となるそうです。
以上、Abba'sのレポートでした。
語学学校やインターナショナルスクールと違った雰囲気を感じました。
モンテッソーリ教育が根底にあり、さらにフィリピンの学校というだけあり、子供達がのびのびと過ごしている様子が伺えます。
生活の中で英語を学び、更に心身共に成長できるような学校です。
外国籍5名しか受け入れ枠がない点で、なかなか競争率の高い学校です。