8歳の息子をセブのインターナショナルスクールに入学させたので、今日はセブの学校選びについて記しておこうと思う。
学校選びに失敗してしまったら、せっかくの教育移住も台無し。今後、セブに来る人の参考になればと思う。
候補に挙がったセブのスクール3選
まず我が家は今年からシンガポールスクールに通うが、この学校を選んだのはいくつかの理由がある。
当初検討に上がったのは、以下の3校。英語のスペルは以下の通り。
・Cebu Internatinal School (以下CIS)
・Cebu International Academy(以下CIA)
・Singapore School Cebu(以下SS)
最近、マクタン方面にもラサール系の学校が出来て評判になっていたが、まだ新しすぎて中身に不安があったし、我が家からは場所的に遠すぎたので候補から削除。
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学校を絞るための4つの基準
この3校を絞るあたり、以下の4つがポイントになった。
1)教育システムやカリキュラム
2)日本人比率
3)立地
4)価格
それぞれについて、話していきたいと思う。
1)カリキュラムや教育システム的な理由
まず、現地の学校とインターナショナルスクールのどちらに入れるかを考える必要がある。
現地の学校=フィリピンが定める教育カリキュラム
インターナショナルスクール=その国の教育システムに準じたカリキュラム
英語だけなら正直どっちでも良いと思う。
しかし、我が家は、フィリピンに完全に染まってしまうのを恐れてインターナショナルスクール一択で探した。
フィリピン人の文化もとても良いのだけど、この国は基本、女性が働きもので男が働かない文化。家族の生計の母が立てている家計が多い。息子にはそういった文化を引きずって欲しくなかった。楽しそうに働き、世界で活躍しようと切磋琢磨する父の姿をみせていきたい。
シンガポールスクールはその点で言えば、シンガポールの教育システムに基づく。
シンガポールは数字に力を入れている。さらに中国語も共通語。
この点がアメリカやイギリス系のインターナショナルスクールより魅力的に映った。
上の表は少し古い数字だが、見て頂ければ分かる通り、シンガポールはSTEM教育に強い。サイエンスとマス(数学)、読解力で世界トップ。日本よりも上位。
2)国際性
日本人比率という点で正直とても迷った。CISがとても魅力的に見えたから。
CISは費用は高いが、講師の非フィリピン人、つまり外国人の比率が圧倒的に高い。+その講師たちの子供が生徒に多くいるため、生徒の人種は一番豊富だった。
日本のインターナショナルスクールの多くは生徒の8-9割は日本人。だから英語で授業をやりつつも、生徒同士は日本語でコミュニケーションをする機会が多い。
だから、我が家はせっかくこちらに来ているのだからより国際的な環境に入れてあげたかった。
その点で言えばCIAは基本フィリピン人の上、2023年2月の時点で入手した情報によると、日本人も40人いるとのこと。
シンガポールスクールも半分はフィリピン人だが、韓国、中国が多く日本人は2%という環境だった。
3)立地:場所的な理由
我が家はアヤラビジネスパークの中にある。
シンガポールスクールから車で15分の距離。
CISは少し奥まった場所にあるので、良い学校だけど遠すぎた。
往復で2.5時間はちょっと子供には可哀そうだと感じた。
CIAも同様に15分程度で着くが、別の理由で候補から削除
4)価格的な理由
CISがもろもろ含めて200万越えする中で、シンガポールスクールはGrade3の息子は100万円強。CIAの方が費用的には安かったが、中身とのバランスを取った。
ちなみにインターナショナルスクールでも安い学校は年間50万円を切る学校もある。価格が何に反映されているかは、自分の分析で言えば、先生の人種が大きいと思う。CISの先生は世界中から集めているのに対して、CIAの先生はほぼフィリピン人だ。そりゃ人件費が違うからそれが価格に反映されるのも納得だ。
一番高いCISでも日本のインターナショナルスクールよりは安い。
※なお、後でこの費用に施設使用料みたいな追加費用がかかることに気が付くwww
つまり+10数万円かかる。
我が家の結論
正直妻は、CIS推しだった。実際、それだけ魅力的に見えた。
お金も十分にあり、子供の教育だけを考えたらCISにするのも一考だと思う。
ただ、我が家の場合は、子供も3人いるし、自分の仕事のことも考えると
都市部にいる必要があったので、その辺のバランスを考えてシンガポールスクールにした。
セブのインターナショナルスクール探しはこうやってする。
日本からセブに教育移住してくるご家庭で候補となるのは
今回我が家が対象にした上記の3校に加えて、Cebu Bright Academyと
マクタンのThe Newtown School of Excellenceというの2校が多い。
しかし、結論、どの学校が良いかはご家庭によるので、どこが良いとは言えない。
例えば上記に書いたCIAも、なぜ日本人が40人もいるか?
やはりそこには、価格や立地、様々な理由もある。
ただ、少なくとも言えることはどこの学校に行ったとしても、
アメリカンスク―ルの様な、日本人が入学するのが難しい一部のインターナショナルスクールを除けば国際的だし、価格も安い。
まずは英語力アップのため語学学校へ行くことも人によっては必要かもしれない。
学校選びについては迷ったら、まずは弊社スタッフまでぜひお問い合わせいただければと思う。