セブに教育移住

セブ島の紹介

セブ・フィリピン教育親子移住の体験談【必読】

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セブ・フィリピン移住が始まってから早2カ月。
これから来るか、検討されている方のためにも体験談を記しておきます。

今日現在、家族は8歳、4歳、1歳の子供たちと妻。
教育移住といっても常にセブにいるのは家族です。

パパである自分は仕事もあり、
日本とセブを行ったり来たりしています。

ここで、シェアする話しのテーマは以下の通り。

・物価
・教育(学校)
・学校
・お稽古事
・食事
・レジャー
・日本との仕事のバランス
・家族の様子

メインは物価と教育と話しかな。

セブの物価

セブの物価

まずは物価の解説から。

戦争、インフレ、円安もあって、
セブの物価は思っていた以上に上がっている。

コロナ前よりも確実に高く、
日本と同じレベルの生活をしようとすると、
衣食住の費用は日本と同じぐらいは想定しといた方がいい。

感覚的には、日本で月30万円で生活している人には
フィリピンでも同じぐらいはかかってしまうかも。

留学生や短期滞在の人が発展途上国=安い!
とイメージしすぎるとびっくりすると思う。

セブでの家賃

セブの自宅

家賃がどれぐらいするか。

ざっくり都内と比較すると2から3分の1ぐたいだろう。

ただ、ここセブでは場所によって全く価格が異なる。
例えば2LDKだとして、5~30万円程度ぐらいの幅がある。

特に立地によって大きく異なり、外国人が良く住むアヤラやITパーク周辺は高い。
逆に場所を選ばなければ価格はかなり落ちる。

実際5万円も払って住んでいるフィリピン人はあんまりいないと思う。

・治安
・利便性
・広さ
・古さ
・管理の質

などによって大きく異なる。

この辺は日本も一緒か。

日本とセブの所得格差

セブの物価は高くなったとは言うものの、
ものによってはかなり安い。

確か「1人あたりGDP」で日本とフィリピンは8倍の差があるとどこかで読んだ気がする。
セブ現地の人の平均給与は月収5万円程度なので日本よりは全然低い。

だから、当然、フィリピン人と同じ水準の暮らしをすれば生活コストは抑えらえる。

しかし、多くの日本人は日本と同じ水準を求めるので、
結果として、それなりにお金を使うことになる。

セブ・フィリピンはお金持ちには良い場所

セブ教育移住生活

日本と比べてセブの方が圧倒的に安いもの。

・教育費(塾や学校)
・お手伝いさんやドライバーの費用
・エステやマッサージ
・散髪
・タクシー

なので、家族単位で考えると生活費のトータルコストは日本よりは安くなる。

結果、月100万円使っている世帯にとっては月50万円で生活できるようになると思う。

セブの物価の事例

セブの家庭教師

物価を比較してみた。

■ドライバーの月収
日本:月40万円
フィリピン:月3~4万円

■家庭教師:
日本:3,000円
フィリピン:550円

■マッサージ
日本:5,000円
フィリピン:1,000円

なので、都心に住み、子供が複数人いる家庭なら
月100万円かかってしまうケースも多々あるが、
セブで月100万円使うのは結構難しいと思う。

つまり結論、やはりフィリピンは安い。

教育(学校)

シンガポールスクール

インターナショナルスクールや、相場的には年間40‐80万円程度か。
現地校でそれなりの質の私立学校の場合だ。

一番高いところは250万円ぐらいするが、
息子の学校はエリアでは2番目に高くて年間100万円強。
感覚的には日本の3分の1程度か。

学校選びとしては

・現地の私立校
・インターナショナルスクール

の2択あるが、英語だけが目的なら現地の私立校でも十分かと思う。
ただ、名門校はそれなりに入学準備が必要になってくる。

自分の場合はカリキュラムや環境面で質を選びシンガポールスクールに決めた。

>セブの学校選びについての解説はこちらから

シンガポールスクールの中身について

シンガポールスクールのカリキュラム

息子たちが通うシンガポールスクールについて解説する。
結論、学校にはかなり満足している。

カリキュラムがシンガポール系ということもあって、
4歳の息子も8歳の息子も中国語の授業がある。これが素晴らしい。

私は中国に滞在していたことがあるので、
中国の独特の発音の難しさを良く知っている。

が、息子たちはそれをいとも簡単に、
完璧な中国語の発音で話すのだ。
結構感動ものだ。

まだ、現時点で入学して3週間なので、
単語を話す程度だが、今後に大きく期待できる。

また、算数などは日本の方が進んでいるのか、
息子が公文を頑張っていたからか、
同級生よりも進んでいる自分に自信が持てたのか、
かなり学校が楽しそうだ。

英語力。とりわけスピーキング力の向上

学校に日本人は息子と、もう一人ぐらいしかいないらしい。
なので、基本、言葉はずっと英語。いちばん仲の良い友達は韓国人らしい。

日本のインターナショナルスクールでは8割が日本人だったので、
話す、書く力、アウトプットスキルが伸びなかった。
その点ここでは英語漬けなので、かなり伸びが早い。

不安は日本の教育に送れることだったが、
次のお稽古事に出てくる補習校でなんとかフォローしている現状。

お稽古事

セブの公文

人件費の安いセブはお稽古事天国だ。
これは子供たちも親もだ。

なので、息子はアート、プログラミング、水泳、家庭教師と大忙し(^▽^)/
バスケもやろうかな、と言っている。

<子供たち>
・プログラミングスクールのマンツーマン 月6000円ぐらい
・アート教室のマンツーマン  月6000円ぐらい
・公文 月4000円ぐらい
・補習校

つまり、1回マンツーマンでも1000円とかなので、日本と比較するとかなり安い。

ちなみに親の英語のレッスンは先生を個別に探して1時間500円程度。
嫁が行くヨガもグループレッスンだが、一番高級なスクールでも1000円はしない。

セブの補習校

セブの補習校

不安だった、日本の教育への遅れは補習校でカバー。

週1回、土曜日に3時間。日本人コミュ二ティーの情報交換にもなって良し。
現状は小3のお兄ちゃんだけが参加。

セブの食事情

セブの食事情

フィリピンは一時期スペインやアメリカの統治下にあったこともあり、西洋料理が普通においしい。

日本料理も日本と同じぐらいの料金がするが、困らないぐらいには食べれる。
ただ、日本でうん万円を超えるような日本食の高級料理を食べる機会は、
ほぼないと思った方がいい。それは日本でやろう…

中華や韓国料理などを混ぜながら上手くやっている。
前述したが、高いレベルを求めると料金は日本とそう変わらないが、上限は単価1万円ぐらいか。
1食で3万円するコースみたいなのは未だ見たことはない。

セブのレジャー

セブのプール

セブのそこそこのレベルのコンドミニアムには
大体プールがついているので、息子たちも週2日ぐらいはプールに入る。

また、リゾートホテルまで車で40分ぐらいで行くので、
デイユースをすれば1人1000円から5000円程度(ランチ付き)で、楽しめる。

さらにこの国は子供に優しい。
水族館やサファリパークなど、子供に安く、楽しい施設はたんまりある。
妻もエステやマッサージ、ヨガなどを楽しんでいる様子。

セブの健康事情

この国はおデブちゃんが多い。
多分食べているものが、トランス脂肪酸と糖質の高いものばかりだからだと思う。

とくに外食は遠慮ないので、ここは、気をつけないと本当にやばい。
妻もニキビがで始めているし、自分も日本みたいに歩く機会が減るので、健康面に不安はある。

プライベートでエキササイズトレーナーをつけようと思っている。安いからね。

日本との仕事のバランス

セブのWIFI事情

最近はリモートでも何でもできるので、あまり困らない。
ネット料金は日本と同じぐらい。うちは月5000円とかかな。

2週間づつ日本と行き来しているが、こっちは制作系のタスク、
日本ではクライアント様周りや重要な社内会議をこなす感じ。
これぐらいの間隔で行き来しているとアポイントも無理なく入れられて両方が充実する印象。

また、日本で会社がオフィスとして契約しているSpacesはリージャスのグループで、世界中にあるコワーキングスペースが使える。
だから働く場所にも全然困らない。

家族との時間や様子

セブのパーク

移動時間がないため、家族との時間は増える。
また、お手伝いさんがいる分、子供との時間を増やすことは出来る。

合計して家族と触れる時間は1日2時間ぐらい増えたんじゃないかな。
普通にワークライフバランスはとりやすい。

結論・まとめ

衣食住にかかる思ったよりは安くはないものの、
日本と比較した時にかかるトータルの費用は抑えられる。

教育についてはかなり満足。いろいろと不便もあるが、
これだけで移住する価値があると思う。

あとはお手伝いさん付きの生活が病みつきになる。子供3人いると子育てがかなり大変だからね。

ただ、価格だけでこの国への移住を決めない方がいいかと思う。

マレーシアの教育移住とも良く比較されるけど、

・マニラとも少し違うセブ人の国民性。
・親日的で子供や家族を大切にする文化。

こういうのがハマるファミリーに、セブはとても良いかと思う。

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大塚 庸平

自分が英語に苦労した分、子供にはさせたくない。世界を見ずに、視野狭い人間にはなってもらいたくない。そう思い子供と一緒に教育移住、自分は日本と言ったり来たりしています。自分や家族の経験が皆様のためになればと思いキッズ留学を立ち上げました。>>Twitter(X)はこちら

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