マレーシアのインターナショナル事情

マレーシア

マレーシアのインターナショナルスクール事情のまとめ【教育移住】

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教育移住として、最近人気のマレーシア。
その人気の秘訣は、インターナショナルスクールが安く、質が高いからであろう。その数は16都市180校にもなる。

費用も、日本の私立校に通わせる程度の金額で通える学校が豊富にあり選択肢は多い。

という訳で今日は、マレーシアのインターナショナルスクールの基本情報をシェアする。これから教育移住や単身留学を考えている人の参考になればと思う。

マレーシアのインターナショナルスクールの選び方

インターナショナルスクール選び

学校の選び方として、多くの人が基準とするのが以下の4点。

1)予算/費用
2)カリキュラム
3)立地
4)国籍比率

本当は進学率とか、各種スコアも基準としたいが、マレーシアのインターナショナルくスクールのマーケットには統一された評価基準がない。

よって、この4点を基準にして学校を決める人が多い。という訳で、それぞれについて簡単に解説します。

1)予算/費用について

授業料金

マレーシアのインターナショナルスクールの価格は日本と比較すると半分程度といったところだろうか。日本の私立校ぐらいの感覚で探すことが出来る。

具体的に言えば、授業料が25万円~400万円まで。
割合だけで言えば一番多いゾーンは年間60万円~150万円程度。

    <12歳の学年の年間授業料金>
    最低額:RM6,980  約21万円
    平均額:RM39,803  約120万円
    最高学:RM122,700 約380万円

当然安いには安い理由があり、田舎だったり、校舎がボロボロだったり、先生がネイティブでなかったり、、、、

日本人の多くは100万円~300万円程度の学校に通っている人が多い印象。

2)カリキュラムについて

インターナショナルスクールのアクリデーション

イギリスの統治下にあったマレーシアのインターナショナルスクールでは、イギリス式カリキュラムが主流であり、数でいうと180校中157校。

日本含め、世界的にも最も採用されているアクリデーションのひとつである、IGCSEやAレベルが提供されている学校が多い。

また、国際バカロレア(IB)やアメリカンカリキュラムを採用している学校もあり、世界各国の教育スタイルを体験することが可能。IB校はマレーシア内にも21校ある。

講師の国籍も含めイギリス系がマジョリティーを占める。学校によっては中国語を指導する学校や、スパニッシュや、マレー語が授業に組み込まれている。またこれらを選択できる学校もある。

3)立地について

インターナショナルスクールの立地

場所については以下の4都市に多くある。

  • クアラルンプール付近:国内最大の都市
  • ジョホールバル:国内第2の都市
  • ペナン:観光地
  • イポー:国内第3の都市

113校、つまり半分以上はクアラルンプールにある。
続いてジョホールバルに20校、ペナン、イポーに10校前後、その他の都市にパラパラという感じ。

日本人はやはり日本との直行便も豊富にあるクアラルンプールの学校に通う人が多いが、のんびり過ごしたいからという事でペナンにしたり、あまり日本人がいないイポーのインターナショナルスクールを探す人もいる。

4)国籍比率について

インターナショナルスクール

言うまでもなく生徒のマジョリティーはマレーシア人。これは日本のインターナショナルスクールに日本人が多いのと同じだ。

ただし、マレーシアはインド系、マレー系、中華系の集う他民族国家であり、その特性がインターナショナルスクールにも反映されている。

よって、日本のインターナショナルスクールよりははるかにダイバーシティーに富んでいると言っても良いだろう。

また、さすがに180校もあると学校によっては92%が留学生だったり、80%がアメリカ人の学校などもある。

価格が安ければ安いほど、マレーシア人の人口が増える印象。

インターナショナルスクール探しに使えるサイトの紹介

国籍比率

マレーシアには一部の学校はエージェントが紹介している。エージェントが紹介しているからといって悪いかというとそうではないが、把握はしておくと良いと思う。

一部の会社は学校からもらえるコミッション目当てで、とにかく高い学校を紹介したりもしてくるかもしれない。

弊社もコミッションが出る、出ないに関わらず一部の学校とは提携している。が、学校選びは子供の人生を決める大切な分かれ道。すべての可能性を机に並べ、自分で学校選びをしてもらう。私たちはそのサポートをする形だ。

という訳で、2つ、学校選びに便利なサイトを紹介しておこう。この記事を書くのにも参考にさせてもらっている。

【参考】インターナショナルスクールデータベース
https://www.international-schools-database.com/

【参考】Schooladvisor
https://schooladvisor.my/

マレーシア事情やインターナショナルスクールについて知りたい

インターナショナルスクール訪問

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大塚 庸平

自分が英語に苦労した分、子供にはさせたくない。世界を見ずに、視野狭い人間にはなってもらいたくない。そう思い子供と一緒に教育移住、自分は日本と言ったり来たりしています。自分や家族の経験が皆様のためになればと思いキッズ留学を立ち上げました。>>Twitter(X)はこちら

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