マレーシア

教育移住者のためのマレーシア家探しガイド

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ここでは、マレーシア、クアラルンプールでの家探しの仕方について解説したいと思います。

かつては私も、ここで家族と共に海外での新しい生活をスタートさせました。その際は、エージェントの力を借り無事借りる事が出来ましたが、すべてが順調だったかというとそうでもありません。住んでみて分かったこと、事前に分かっていれば避けられたこともあります。

この記事では、日本人にとって特に魅力的で、実践的なアドバイスを交えながら、モントキアラやデサパークシティ、KLCCを中心に、クアラルンプールでの家探しについて詳しくお伝えします。

クアラルンプールのエリア別解説

家探し

まずはエリア別の解説です。まず前提として移住してくる日本人の約半数の方がモントキアラとデサパーク、KLCCのいずれに住んでいます。

せっかく海外に住むのだから、日本人コミュニティーを出来るだけ避けたい!と思う方も多いかと思いますが、スクールバスや、学習塾やお稽古事などの利便性を考えると、この3つにエリアに落ち着く方が多い印象です。

それぞれの特徴などを説明します。

スタッフ:YOHEIの一言

弊我が家も、移住を決意するときはAirBnbdで3カ所に滞在してみて決めました!

モントキアラ

ソラリス

モントキアラは日本人に最も人気のあるエリアです。約30%の日本人がここを選んでいるようです。

日系スーパーやインターナショナルスクールが多く、生活の利便性が高いのが特徴です。エリア全体に高級コンドミニアムが立ち並び、プールやジムが完備された物件が多いです。

  • 家賃相場: RM3,000–RM12,000(約10万円–42万円)
  • 代表的なインターナショナルスクール:
    • モントキアラインターナショナルスクール
    • ガーデンインターナショナルスクール
  • エリアの特徴:
    • 高級感のある住宅地
    • 日本食レストランや日系スーパーが充実
    • 都心部へのアクセスも良好

スタッフ:YOHEIの一言

学習塾や習い事、プレスクールなどが豊富ですべてがここで完結するのが魅力です。

デサパークシティ

デサパークシティー
デサパークシティは、緑豊かな環境が魅力のエリアです。

ペットフレンドリーな街並みで、犬を連れて散歩する家族を多く見かけます。公園や遊歩道が整備されており、子どもたちが安全に遊べる環境です。緑が多く、散歩していてもとても気持ちの良い地域です。

  • 家賃相場: RM3,500–RM10,000(約10.5万円–30万円)
  • 代表的なインターナショナルスクール:
    • デサパークインターナショナルスクール
    • The International School @ ParkCity
  • エリアの特徴:
    • 緑豊かな環境と安全な街並み
    • 家族連れに特化した生活環境
    • ペットフレンドリーな施設が多い

スタッフ:YOHEIの一言

自然に囲まれた生活は憧れそのもの。我が家も良く通っています!

KLCC周辺

KLCC

KLCCはクアラルンプールの中心部で、ペトロナスツインタワーの近くに位置しています。このエリアにもインターナショナルスクールが多く、大都会の雰囲気を味わいながら、生活をしている日本人も多くいらっしゃいます。

ビジネスの中心地でもあるため、高層コンドミニアムが多く立ち並びます。ショッピングモールや高級レストランが揃い、利便性は高いです。

また、リッツカールトンレジデンスなどのホテル物件やモール直結のコンドミニアムなどが豊富にあるのも魅力です。

  • 家賃相場: RM4,000–RM15,000(約12万円–50万円)
  • 代表的なインターナショナルスクール:
    • セントジョンズインターナショナルスクール
    • フェアビューインターナショナルスクール
    • インターナショナルスクールオブクアラルンプール (ISKL)
  • エリアの特徴:
    • 都会的で便利な生活環境
    • 高級レストランやショッピングモールが充実
    • ビジネス街に近い

スタッフ:YOHEIの一言

都会派のあなたにお勧め!またホテルコンドがあるのもKLCCです。

エリア比較表

見やすい様に3つのエリアを表にして見ました。

エリア名 家賃相場 代表的なインターナショナルスクール エリアの特徴
モントキアラ RM3,000–RM12,000 モントキアラインターナショナルスクール、ガーディニアモントessori 高級住宅地、日本食が充実、都心へのアクセス良好
デサパークシティ RM3,500–RM10,000 デサパークインターナショナルスクール、ザ・ネクサススクール 緑豊か、安全、家族やペットフレンドリー
KLCC周辺 RM4,000–RM15,000 セントジョンズインターナショナルスクール、フェアビューインターナショナルスクール 都会的、ビジネス街近く、高級ショッピングが楽しめる

写真で見る、クアラルンプールのコンドミニアム

写真も並べてみます。ただし、ここで紹介するコンドミニアムはマレーシアでも高級物件ばかりです(^▽^)/

モントキアラのとあるモールにあるプールです。
モントキアラのとあるモールにあるプールです。クアラルンプールのコンドにある施設はテニスコートやプールなど充実しています!

デサパークシティーにあるアルカディアモール街
デサパークシティーにあるアルカディアモール街。レストランやお稽古事、ゲームセンターなどがあり、我が家も良く遊びに行きます。

リッツカールトンのホテルコンド
KLCCならではですが、リッツカールトンのホテルコンドが日本の4~5分の1程度のコストで滞在できます。

デサパークシティーの公園
犬と一緒に戯れたければぜひデサパークの公園へ!

KLCCのグロッサリーストア

家を探す時は生活の利便性もセットで考えましょう!

家探し時の注意点

家探しの注意点

クアラルンプールでの家探しは、エリアや物件の種類によって条件が異なります。以下では、具体的な物件価格の相場や注意点、探し方、信頼できるエージェントの選び方について解説します。

契約条件:

賃貸契約は通常1年以上。敷金(Deposit)は2か月分、礼金(Utility Deposit)は1か月分が一般的です。
追加費用:管理費(Maintenance Fee)や駐車場料金が賃料に含まれているかを確認しましょう。

治安と環境:

夜間の治安や建物のセキュリティがしっかりしているか確認してください。
子どもがいる場合、学校や遊び場へのアクセスも重要です。

内覧時のポイント:

水回りやエアコンの状態、家具付きの場合は家具の状態も細かくチェックしましょう。

近隣施設:

スーパーや医療施設、公共交通機関へのアクセスも重要な要素です。

スタッフ:YOHEIの一言

家賃は交渉出来ます。年払いをすると安くしてくれるオーナーさんが多いです!

物件の探し方

クアラルンプールで物件を探すのは、基本不動産エージェントを使いましょう。1カ月分の費用が一般的ですが、無料のエージェントもあります。

①情報収集・相場観をつかむ

物件の概要や相場観を知るのはオンラインプラットフォームを検索すれば可能です。日本で言えばSUMOの様なものです。
PropertyGuruやiPropertyといったサイトで物件情報が検索できます。

日本人向けのSNSコミュニティなどで情報を収集しても良いでしょう。

②条件を決める

エリア、予算、築年数、必要な施設(パーキングやプールなど)などの情報を投げ、エージェントに探してもらいましょう。

③内検をする

物件の見学をしましょう。希望エリアを実際に歩き、感覚をつかみましょう。
同じコンドミ二アムでも、物件は出来るだけ複数見学し比較しましょう。

④価格交渉&契約

家賃、支払い方法や家具の有無などを交渉しましょう。交渉時は他の物件相場を比較しながら進めることをお勧めします!

スタッフ:YOHEIの一言

家賃は交渉が当たり前です。すぐに入居する。一括払いをするなどを提示し、良い条件を引き出しましょう

エージェントの選び方

信頼できるエージェントを選ぶことは、スムーズな物件探しの鍵です。

評判と口コミ:

オンラインレビューや日本人コミュニティでの評判を確認。

専門知識:

希望エリアや物件タイプに精通したエージェントを選びましょう。

迅速な対応:

問い合わせへのレスポンスが早いかどうか、初期対応で確認できます。

契約サポート:

契約書の内容を丁寧に説明してくれるエージェントが望ましい。

資格の有無:

正規の登録資格を持っているエージェントかどうか確認しましょう。

スタッフ:YOHEIの一言

移住当初、ローカル口座がなく、「現金」が用意できない方も多いです。契約時にお金を立て替えてくれるエージェントなどもあります。

まとめ

モントのテニスコート

クアラルンプールでの家探しは、住むエリアによって生活スタイルが大きく変わります。エリアごとの特徴を理解し、自分や家族のライフスタイルに合った場所を選ぶことが大切です。

・モントキアラは利便性と高級感、または通塾のしやすがが魅力。
・デサパークシティは自然と安全。
・KLCCは都会的な生活がそれぞれ魅力です。

家族構成やライフスタイルに合わせて最適なエリアを選ぶことで、新しい生活がより快適なものになるでしょう。
留学情報館では、お客様に無料で物件を斡旋してくれる不動産エージェントを紹介しています。

「どこに住むかは、どんな未来を描くか」と同じくらい重要です。新しい生活の第一歩を、自分らしく踏み出してみてください。

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大塚 庸平

自分が英語に苦労した分、子供にはさせたくない。世界を見ずに、視野狭い人間にはなってもらいたくない。そう思い子供と一緒に教育移住、自分は日本と言ったり来たりしています。自分や家族の経験が皆様のためになればと思いキッズ留学を立ち上げました。>>Twitter(X)はこちら

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